お恥ずかしい話ですが、旦那が大金を溶かしていることが発覚。
相手への信頼がガタガタと崩れ、どうにかお金を取り戻して離婚したいと考えました。発覚当時はもうパニックでしたが、しばらくたつと落ち着き、今後の人生を考えはじめました。
離婚公正証書をつくりたい
財産分与、養育費、慰謝料、親権などしっかり約束しておかねば!ということで、まずは離婚協議して公正証書をつくろうと決意しました。離婚協議書だけでは法的効力がないため、公正証書にするのは私の場合は必須条件でした。何度も平気な顔で嘘をつかれたので信用できないのと、これだけ短期間で、家族・子供のお金を使ってすっからかんにするなんて、精神病の可能性もあるため、話が通じる状況ではないと判断しました(対面で話すと、本当に普通。。。)
最初は自分で離婚協議書をつくってみようと思い、ネット検索で参考書式をダウンロードし作り始めました。しかし、「これは約束しておいたほうがいい」など見落としている項目がありそう、専門的な書き方や言い回しがわからない、、、やはりプロにお願いしようと思い立ちました。
弁護士・司法書士・行政書士、誰に頼んだらいいの?
次は依頼先探し。誰に頼んだらいいかわからず、ネットで探しまくりました。
その結果、弁護士・司法書士・行政書士の三種類の先生がいて、どなたに頼んでもOK。弁護士は相手と交渉ができる(もめてるときは弁護士一択)、司法書士は不動産に強い、行政書士は書類手続きのみだけ相手との交渉できない、という違いがあると理解しました。
料金は比例して、弁護士>司法書士>行政書士。
私の場合は、相手と自分で交渉できる状況があり、書類のみおねがいしたかったので、離婚案件に経験豊富な行政書士さんをネット検索で探し、連絡しました。
検索キーワードは、「離婚 公正証書 行政書士 大阪」などで検索したと思います。
お電話した行政書士さんは、業務をきちっとこなします、という感じの方で、とても丁寧に細かい聞き取りをしてくださり、無料電話相談→契約という安心の流れでした。
しっかりきっちり導いてくださったので、2往復で公正証書ができあがりました。
公正証書を作成している途中、お友達にも話を聞いてもらう機会がありました。そこで「一括でもらえるものはもらっとかないと、絶対払ってもらえないよ(一般的に払ってもらえなくなることが多い。しかもないところからは取れない)」という事象をきき、不安になりお友達のススメで弁護士の無料相談にいきました。
法律事務所の無料法律相談へ
お友達にご紹介いただき、全国展開の大きな法律事務所さんに無料相談を予約させてもらいました。
淀屋橋にあるしっかりした佇まいの事務所。どきどきしながら足を踏み入れました。出迎えてくださった方はとても感じがよい方で緊張がほぐれました。
時間になり、若い綺麗な女性弁護士さんが入室。まずは簡単なアンケートに記入しました。
そして、「本当に罪には問えないのか」「一括で返済させるすべはないのか」法的な解釈を質問しました。しっかりきいてくださり、現状の法律では家族間のお金問題は罪にはならない、子供の通帳にあるお金も、扶養期間であれば家族のお金とみなされるため、罪にはならない。(特有財産とは、結婚する前から持っていた妻のお金が該当するため)などお話くださいました。(2025.1月現在の情報。もし聴き間違えしていたらすいません^^;)
自信をもって公正証書の作成へ
弁護士さんに相談できたことで、法律上も今以上のことは何もできないことがわかり、自信をもって離婚協議書の作成へ進みました。弁護士さん、ありがとうございました!!
全体の工程・振り返り
我が家の場合はこのような公正証書の作成工程でした。
(10月半ば:なんかおかしい?プチ発覚 )
11月半ば:本格発覚・離婚決意
11月末:公正証書依頼→証書に書きたい項目の対面説明→アンケート返送
12月後半:一回目原案
:友達に相談
1月初旬:弁護士に無料相談→すっきり
1月中旬:二回目原案
1月末:書類完成・署名捺印作業(旦那と待ち合わせて)→返送→返送後すぐ行政書士さんが公証役場に提出
2月中旬:公正証書完成
動き出してからは2ヶ月強で完成
公証役場への提出にも予約がいるんだそうですね。
ですから、公証役場が混んでいる時期は、なかなか役場にアポイントがとれなくて進まないこともあるそうです。その意味でも、今回、公証役場と懇意の行政書士さんに頼めてスムーズに行えてよかったです。(書き方などの匙加減が、担当によって多少変化があるのはどの世界でもあるあるですよね。裁判官などもそうだし。公証役場の公証人の方も多少はあるそうです。)
私は、自分たちがまったく出向かなくていい「代理申請」で依頼したので、本当に楽でした!
旦那と予定があわなくて時期がのびのびになる、などのストレスもまったくなく、ほんとうにスムーズにやっていただけましたよ。
行政書士さんに頼んでよかったこと
・公正証書に書く、法律書類?の独特の言い回しも安心対応
不動産の項目などは、三回聞いても理解できない独特の言い回しでした。一人ではできなかったなと思います。
・署名も仕方や押印の注意点もしっかり教えてくれた
書類の書き方で間違えやすいところ、ハンコの押し方の注意点、などは非常に参考になり、おかげでて戻りが無かったのだと思っています。
・公証役場には一度も行かずに終えられた
代理申請でお願いしたので、私たちは公証役場には一度も行かずに終えられました。夫婦で時間を合わせて提出となると、時間が合わなくてどんどん後ろ倒しになっていただろうなと思うので、本当に感謝。
・公正証書の作成は、全国どこの公証役場でもOK
らしいです!なので、今回おねがいした行政書士さんの、馴染みの公証役場に提出していただきました。
「担当公証人が認めやすい書き方・表現をすでにご存知」(多少の地域差があるものらしい。裁判官などしかり)というのが心強い。実際、一発OKでした!
経験から申しまして。。。
「プロに頼むのがベスト」!これが私の結論です。相手ともめていないなら、”離婚ケースに詳しい”行政書士さんがとてもおすすめです。(もめてて、交渉不要必要なら弁護士さん)
行政書士の先生に会ったのは初回の一回だけだったし、あとはメールと電話。働いていますが、全く問題なく進行。
いい先生に頼めてよかったし、年度末までに身辺すっきりできそうで、とてもよかったです!
相談にのってくださったみなさんに、心から感謝!